表と裏の高速回転

色々な気持ちを忘れない様に

嬉し泣き

 年末にやっていたM-1グランプリで錦鯉というコンビが優勝した。

その際、コンビの一人が号泣していた。

 その少し前のキングオブコントでも優勝した空気階段の一人が泣いてた。

 

さまざまな苦労が去来し、涙を禁じ得ないのだろう。

 誰かの手記で、お笑い芸人は泣いてはいけないと書いてあったのを記憶している。

人を笑わせる仕事をしているのに、その当人が泣いてしまうと、笑う対象ではなくなってしまう。と言ったことが書かれていた。

 

そんな職業の方が、我慢出来ずに出してしまう感情。

強く当てられてしまい、私ももらい泣きしそうであった。

 

また、ふと思う。 

 

私は嬉し泣きしたことがあっただろうか?

 

死に物狂いに努力を重ね、何度も辛酸を舐め、それでも諦めずに努力した結果、

報われた時に出る涙。

と、私は解釈している。

 

…経験が無い。

 悔し泣きはある。嫌と言う程ある。

笑いすぎて泣く事もあった。

 資格試験などで合格した時は、嬉しいのは嬉しいのだが、笑顔止まり。

結果は合格なので、良い事は良いのだろう。ただ、私がした努力は泣く程では無かったという事なのだ。

 

感情をあまり表に出さないように生きてきたのは否定しないが、40年以上の人生の中で一回も経験ないのは、正直言って悔しい。

 

今年から、嬉し泣きできるように何かに打ち込んでみようかと思う。

ただ、何をすればいいのか?

考える。