表と裏の高速回転

色々な気持ちを忘れない様に

衝動

 

 

 私は「減らない」物が好きだ。

というか、「減る」物が苦手だ。

 

 カメラ。

 

 昔は24枚どりフィルムなどで、一回のシャッターを切る為にとてつもなく勇気が必要だった。

 今はデジカメで好きなだけ撮って後でいらないものを消せば済む。

 また、その空白に新たな画像を埋めればいい。

 

 文章作成。

 

 紙に色々な草案を書き殴り、矢印で繋げて清書する。構成が間違ったり、書き足したい時、また最初から書き直し。

 今はスマホでパソコンで、単語の羅列から始めて、切って繋げて出来上がり。

 頭の中を整理しなくても、とりとめなく作文が出来る。

 そして、プリントアウトしなくてもこうやって、皆と共有できる。

 

便利な世の中になったものだ。

 

 

すると…私の天邪鬼の血が騒ぎだした。

 

いや、幼い頃の憧れか。

 

 丁度、Amazonギフト券を3万円分頂いた。これを、最初から無いものと小心者の自分に言い聞かせ、憧れを現実のものにする。

 

 手始めに前から欲しかった、上記のエアブラシを購入した。

 

プラモデルの色塗り。

 

 塗れば塗るだけ、塗料が無くなっていく。失敗すればプラモデル自体がおじゃんになる事もあろう。

 

 それでもやりたい。やってみたいのだ。失うリスクを負った趣味を。

 

 今後、残念なプラモデル達が私のブログを彩ってくれるだろう。

 

 生暖かい目で見守っていただければ幸甚である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流儀


 一ヶ月分の献立を貰う日。

 

 私は毎回、目を皿のようにしてアレがあるか探す。

 

魔法の粉。

 

 牛乳が、コーヒー牛乳になるアレだ。

 

 アレが出る日は、クラスメイトのこだわりを感じずにはいられなかった。

 

 私の場合。

 

 牛乳以外のご飯を食べ尽くす。そして、牛乳瓶と対峙する。

 

 アレの袋を開け、瓶の縁につかない様にど真ん中を狙って粉を注ぐ。

 この時の私の集中力は周りがスローモーになる程高まっていた。

 

 そして、傍らに置いてあるストローで粉が溶けきるまで、丁寧に混ぜる。

 決して泡立たないように細心の注意を払って。

 

 小麦色に染まったそれを、少し眺め、ゆっくりストローで流し込む。

 

 金と銀のエンゼルが私の周りで飛び交う。

 

 至福のひととき。

 

それが終わり、周りに目をやる。

 

 牛乳を半分くらい飲んだ後、アレを入れる者、わざと溶かさずにフロート粉で上下吸い分ける者等、多種多様な流儀が見られた。

 

その中に。

 

 最後まで封を開けずに牛乳を飲み切り、食器を返してしまう友人がいた。

 

 どう言う事だ。

 

 家に持って帰って楽しむのだろうか。

 色々考えていると、チャイムが鳴り、お昼休みになった。

 

 すると彼はベランダに出て、アレの封を破り、直接ストローを袋の中に突き立てたではないか。

 

 直吸い!?

 

 外の風に吹かれながら、アレ100%を楽しむ彼の横顔に大人の姿を見た。

 

 羨ましい。

 

 次のアレの機会。 

 

 私も大人の仲間入りをすべく、私スタイルを捨て同じ様にベランダへ。

 

 おもむろに、ストローを突き立て苦み走った顔でアレを吸ってみた。

 

 突然入ってくる粉に喉が慣れず、激しくむせてしまった。

 落ち着いた後も、強烈に入ってくる甘みと苦味に苦戦した。

 

 そして、私にはまだ早いと言う結論に至る。

 

 それから三十数年経って大人になった今。

 

 

挑戦ですか?

 

 

しない。です。

 

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冬来りなば春遠からじ

 先日遂に、グーグルアドセンス様を賜った。

 

以前から申請しており、7回目で合格した。

 

1回目以外、

 

「有用性の低いコンテンツ」

 

と言われたのが、地味に私の深いところにこたえた。

 

 しかし、自分のスタンスを変えてまでブログをする意味が見いだせず、ひたすら記事を増やしては申請を繰り返した。

 

 何が功を奏したのかは、全く分からない。きっと、グーグル様は根負けしたのだろう。

どの様な理由であれ、okを頂いた事は非常に嬉しい。

 

 これからも、私フィルターを通した世界を記事にして、自己満足の極致に達したいと思っている。

 

 その矢先、はてなブログ様にidコールされた。

 

何ぞ悪いことをしたか?

 

職員室に呼ばれた生徒の様にビクビクしながら訪問すると。

blog.hatenablog.com

 

私は人生の運を使い果たしてしまった様だ。

 

 

 

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どうしん


 私は暗闇から、息を潜め、じっと一本の光の筋を見つめていた。

 

 先にあるのは両親の寝室。

テレビの音が漏れ出ている。

 

 二段ベッドを買ってもらったのはつい先日。

 

 兄が上、私は下をあてがわれた。

 

 自分の居場所が出来た。

 

嬉しさと同時に、寂しさもやってきた。

 

 

自立の時期。

 

 

 もう、お母さんとは一緒に眠れない。

 

 こないだは、運良く襖が開きお母さんが無言で招き入れてくれたけど。

 

今回も上手く行くだろうか。

 

 でも、私から襖をあけてはいけないんだ。音をたてるのも駄目。

 次の日、兄弟にやきもちを妬かれないようにしないといけないから。

 

 暗黙のルールの中、薄い襖一枚隔てた心理戦。

 

 私は、ひらけ、ひらけと念じている。

 

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今週のお題「本棚の中身」

f:id:necosiri7:20220613205522j:image

レコード屋さんと本屋さんは苦手だ。

 

 目的なく、ふらっと入って目に止まったものを購入する

 

ジャケ買い

 

私にとって、憧れだった。

 

今も憧れのまま、放置されている。

 

 なぜなら、私は無限にあるかの様に見える商品の海に溺れてしまうからだ。

 

 何を選べばいいのか、全く分からない。

 

 私に、こんな本や、あんな曲が好きだと言う、

       「軸」

 

 が存在しないからだろう。

 

 それを痛いほど思い知らされ、憔悴し、帰宅する。

 

 結局、売れていると言う単純なキーワードで本やアーティストのCDを買うだけになっていた。

 

 そんなベタな私だが、今まで触れた作品の中で影響を受けた作品を集めて本棚を作ってみた。

 

 実家はもう何年も前に無くなっていて、その際に本の類は売ったり捨てたりしてしまっていた。

 

 なので、写真にある本は中古品ばかりだが、最近買い揃えた物だ。

 

 前段に陣取っている、

 

寄生獣

 

私のバイブルといっても過言では無い。

 

その一節。

最強の敵と戦う時のミギーの言葉。

 

「たとえばお互いの戦力を「強さ」や「大きさ」だけで比較するのではなく「形」や「色」や「におい」でも比べてみる」

 

 私はこのセリフに支えられて、今まで生きてこれた。

 

 勉強も、スポーツも人並み以下の私。

 

 それだけが、人を評価する基準では無い。

 自分が気づいていない良い部分がきっとあって、誰かがそれを見つけてくれるかも知れない。

 

 その一縷の希望を頼りに頑張ってきたつもりだ。

 

 今現在、私は、何も成し遂げていないし、何処にも辿り着いていない。

 

 ただ、振り返って見ると、歪な私の轍が延びている。

 

 選べない自分に胸を張れ。

 

 これが私なのだ。

 

 

 

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aim

 


 私が通っていた高校。ブレザーが制服だった。

 

 必然的に、ネクタイを締めて通学しなければならない。

 

 以前より申し上げている通り、器用で無い私は、苦戦した。

 

 ノットが小さくなりすぎてしまう。

 小剣が長すぎたり、斜めに伸びて大剣からはみ出す。

 

 感覚に頼れない私は、バランス良く綺麗に装着出来なかった。

 

 ただ、一か月に1回か2回程、奇跡的なバランスで上手に締められた。

 

 その味を占め、次の日も同じ様にしてみるが、上手く出来ない。

 

 私は再現性が悪い人間なのだ。

 

 そして今、スマホに向かい、ブログを作成している。

 

 文章作成もネクタイを結ぶのに似ている気がする。

 

 首に引っかけ、くるっと一重巻いて真ん中から出して、出来た穴に刺し、引っ張って出来上がり。

 

 そこから、微調整。ノットの大きさ、大剣の長さ、バランスを自分好みに仕上げて行く。 

 

 微調整しても、綺麗に出来ない時はやり直し。

 

 文章でいえば、お蔵入りとなる。

 

 そして最近、作成した文章が、お蔵入りになる事が多いのだ。

 

 先日、思案している私を横目で見ている皮肉屋が、 

「で?」

「だから?」

と、詰問してきた。

「何を気にしているん?只でさせてもうてるブログに。なにもベットして無いお前みたいなもんがどんなリターン貰おうとしてんの?

 自分の好きに書こうから始まったんちゃうの?日記がわりにって言ってよ。読者さんに好かれる程の文章を、今のお前が書けるとでも?たまたま上手く結べたネクタイがいつでも結べると思うなよ。欲張り坊主が。」

 

 と、早口で捲し立てられた。

 

 反論しようにも、正論すぎて、ぐうの音も出ない。

 

気づけば、私の悪い癖が出ていた。

 

大事に大事に行きすぎて失敗する。

 

  石橋を叩いて壊す

 

 父親にこんな言葉を投げつけた事がある。

 

 今、そっくりそのままブーメランで私に刺さった。

 

 調子に乗って、本来の目的を見失いかけていた。

 

 このブログは、一貫性の無い、矛盾だらけの私を、ここで曝け出す事で、私の一貫性を導き出そうとする、言うなれば「実験室」だ。

 

 それを何を勘違いしたのか、一足飛びで「表現者」になろうとしていた。

 

 猛省し、進路を戻そうと思う。

 

ただひとつ、分からなくなった。

 

皮肉屋は本当に皮肉屋なのだろうか。

 

 

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疑問

 f:id:necosiri7:20220602213546j:image

 私は普段、真面目に見られる事が多い。実際は、根暗で寡黙なだけなのだが。

 ブログの文章も堅いので、偉そうに思われる方もいらっしゃるかも知れない。

 

 ただ、これは社会と私を繋げる為の仮の姿だ。

 

 私の中身は、もう少しで50歳になる人間とは到底思えない程、ピータパンピータパンしている。

 

 それは、一人でいる時に顕著に表れる。

 

 小さい頃兄と、スーパーマリオブラザーズでやられた時になる音楽に歌詞?をつけた。

 

♪とぅかんてぃけてめてぃ♪

 

を何回も口ずさんだり

 

ハチミツを

 

へぁてみてゅ

 

と息8音2の割合で言う訓練。

 

アジスアベバ

 

(世界一周すごろくゲームという、TV番組で、スタートしてすぐ1を出すと一瞬で大陸を横断出来る都市の名前。)

や、

 

ドルゴルスレンスミヤバザル

 

朝青龍関のお兄さん)

 

を早口で言う。

 

 後、息子が小さい頃に言っていた謎の呪文、

 

「めんつゆてんちんぱうふくり」

 

 等、これら単語を、ええ歳こいたおっさんが呟いているのだ。

 

 正直、怖い。物凄く。

 

 ただ、大人になった皆様には、こんな変な衝動はおこらないのだろうか。 

 

 私だけがクセがすごいのか?

 

 恐る恐るだか、お酒の力を借りた今、思い切って聞いて見ようと思う。

 

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