小学校のお楽しみ会。
「紅白歌合戦」
を、私が発案し、司会を立候補した。
そして、当日。
「さあ、トップバッターは少年隊で、
あの時の私は、これのセリフがどうしても言いたくて、率先して企画し、歌ってくれる人の根回しをした。
審査員の友人は、あの素人名人会の大久保怜さん。のように、ヘッドフォンを片耳に当てる仕草で雰囲気を出してくれる。
流行りのうしろゆびさされ組を歌うグループや、唱歌を歌う者など、さまざまなバリエーションがあり、会はどんどん盛り上がってくる。
大トリは、小林旭さんの
「熱き心に」
を、もちろん私が歌う。
会が終わる時に、モノマネの十八番。
「小森のおばちゃま」
を誰彼なしにリクエストされ、皆のまえで披露。
大爆笑をかっさらう。
そして、極め付けは通知表。
通信欄には、
「サービス精神旺盛で、皆を楽しませてくれました。」と、書かれていた。
誰なんだ。このパーフェクト超人は。
確かに、私の記憶なのだ。
あの頃が自分の人生の中での絶頂期だった。
あの「喜」。
あの時はまだあった。溢れんばかりに。
それをこれから取り戻す。
あの時代の私が、そのまま大人になった世界線。
それを、このブログで表現してみようと試みている。
ビートたけしさんが、
「コイツはバカヤローだな」
マツコデラックスさんが、
「アンタ、バカよ」
って言われる様な、そんな自分が大好きな自分になるために。