長かった。
ようやく、
報われた。
一番最初の感情は何故か、
安堵。
ほっとした。
本当に、ずっと応援していた。
言いようの無い、説明のつかない片思い。
自分にとって、
縁もゆかりもない対象に。
時に、浮かれ、
時に、自暴自棄になった。
一度は、もう、応援しないでおこうかと思ったのに。
独り勝手に振り回されて疲れ果て、皮肉屋にもバカにされ。
そんな、勝てない自分を重ねて悔しくなった。
でも良かった。本当に。
何故私は、ずっと好きなのか。
今、やっと分かった。
私の臀部に生まれつきある痣。
ずっと消えない痣。
これは、
きっと、
「猛虎斑」
我、天命を知る。
私は一生、虎党だ。
日本一、おめでとう。
そして、ありがとう。