Switchの新作ソフト「星のカービィディスカバリー」が発売された。
星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch HAC-P-ARZGA
今回のカービィは敵を吸い込むだけでなく、「ほおばる」事が出来るそうな。
その記事を読んだ刹那、あるおもちゃが頭に浮かんだ。
名前は覚えていない。
主役は
なんの変哲もないのっぺりとした車。
そして、電車の様に決まったレールの上を行く。
カービィは「ほおばる」
かたやこのおもちゃの肝は
「かぶる」
である。
ヤドカリ宜しくいろんな仕事をする車を借りて、ボールを運ぶ。
これも、うろ覚えであまり覚えていないのだか、
ダンプカーなどの重機に変身し、赤い玉を運んでいた。
一番気に入っていたのは、レールに散らばった玉をブルドーザーが集める場所。先端が独立し、独特な動きをする。
友人の家にあり、遊びに行く度に作って長い間眺めていた。
一生懸命健気にボールを運ぶ様は、私に初めて「いじらしさ」と言う感情を抱かせた。
完結された世界を表現した、あの当時では非常に良く出来たおもちゃだった。
友人の家にはまだあるのだろうか。
できればもう一度「彼」を応援したいのだが。