表と裏の高速回転

色々な気持ちを忘れない様に

進化

 家庭を持つ。

 自分では無いが他人でも無い人達と同居している。

 今でも何か不思議な感覚にとらわれる時がある。

 

 価値観がそれぞれにあり、時には衝突し、迎合し、まるでそれは粘菌の様に形を変えながら何処かに向かっている。

 

 向かっていて欲しい。

 

これは、私の願望。

 

 …いやいや、今回はそんな大それた事を言いたいわけじゃなく。

 

 

 食べ物の話。

 

 一人者であったなら、きっと食べる機会が無かった。

 そんな農作物に最近よく出会う。

 

キウイ。

 

半分に切ってスプーンで掬い、食する。

 

記憶では、小学校の給食で、食べたっきり。

 

濃い緑色の果肉は、

 

硬くてすっっぱーい!!

 

という、イメージ。

 記事を書いている今現在でも、唾液腺を刺激され、口の中にうるおいを与えてくれる。

 

 

 この間、食卓に並んでいたので、おっかなびっくり食べてみた。

 

 きっと妻は、子供の栄養を考えて購入していたのだろう。

 

 色が少し薄い。

 

一口かじると、

 

甘ーい!?

 

 薄い緑色の果肉から、想像の2倍の甘さが、駆け抜けた。

 

 次も、その次も甘い。

 

一つだけのまぐれ当たりでは無い。

 

全部が、甘いのだ。

正直、感動してしまった。

 

キウイ様、みくびっていた事を謝罪します。

 

 

 

デラウェア

 

これまたびっくり。

f:id:necosiri7:20220919115734j:image

 

デラウェア

       小さな

          巨峰です。」

 

眼鏡がずれる程、甘い。巨峰並みに。

 スーパーで売っていた、三百円ほどの山梨県産。

 

こんな値段でいいのか?と思う程。

 

 一粒たりとも、あの時のデラウェアには無い味だ。

 

 

焼き芋。

 

 スーパーにある、「焼きたてです」と置いてある。

 紙袋に入っている「あの」焼き芋。

 

 子供の頃、焼き芋といえば、パサパサしている、筋が口にあたる。

 喉が詰まって、水分が欲しくなる。

 

あまり良い思い出がなかった。

 

今回食べたのは「紅天使」

 

f:id:necosiri7:20220919121009j:image

「つ、月影先生!!」

 

甘いのは勿論だが、最早これは、

 

ジュースやん。

 

芋ジュースやん。

 

ジャジャジャーン。

 

令和。

 

焼き芋は飲む時代。つって。

 

隔世の感。

 

農作物達は、私の知らない所で進化を遂げていた。

 

皆様も一度、たべてみたら?

 

おいしーから。

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ