表と裏の高速回転

色々な気持ちを忘れない様に

構成。

文章で言えば、

起承転結。

序破急

 

私の文章は、

こんな難しい事、微塵も考えていない。

いや、考えられない。

 

何故って。ポンコツだから。

 

辛うじて、

 

下手な歌。に例えられようか。

 

Aメロ、Bメロ、サビ。

フェードアウトで終わろうか、それとも、尻切れトンボでトンズラ。

未だにそんなレベルだ。

 

パフェ。

妻とお付き合いさせて貰っていた時、デート先として良くカフェに食べに行った。

妻は、普段は少食だが、甘い物は

 

別腹

 

と言わんばかりに、ビールジョッキサイズのパフェをたいらげていた。

 

私は側で、スプーンを持って妻のを

 

啄む程度。

 

一人前全部食べられる自信が無いのだ。

 

それでも、色々なパフェを勉強していると、それぞれの

 

世界観

 

が見えてきた。

 

メインのフルーツは何か、それを引き立てる為の

 

構成

 

がある。

 

ここでスポンジを持ってくるのか、ジュレで行くか、はたまたソースか。

それを、階層にしていく。

 

そして、食べる側にも、委ねられている

 

匙加減。

 

ソフトクリームやアイスクリームを、

ソロで。もしくは、匙をグッと突き立てて、味の重奏を楽しむ等。

 

正に、味のオーケストラだ。

 

様々なパートがある中、共通して出演している名バイプレーヤーが居た。

 

それは、

 

コーンフレーク。

 

かさ増しとの意見もあるそうだが、私は必要だと考えている。

甘い旅路の中、小休憩したい時、丁度いいアクセントになる。

 

寧ろ、あって欲しいと思う。

 

そして、本題。

この間、家族でロイヤルホストに行った。

 

目的は勿論、

 

パフェ。

妻が、前からもう一度食べたいと言っていたから。

何やら他とは違うらしいのだ。

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注文したのは、ホットファッジサンデーと苺のブリュレパフェ。

 

問題は、写真の苺のブリュレパフェ。

 

外から見ると、コーンフレークの層が無い。

最初のキャラメリゼで少し香ばしさはあったものの、それだけで、この長い甘路を乗り越えて行けるのか。

 

心配になりながらも匙を進めた。

 

すると、何と言う事でしょう。

 

中腹に差し掛かろうとした所で、

こりっと歯に何かが当たった。

そこから、やってくる木の実の香ばしさ。

 

—それを感じさせることができるのはコーンフレークだけとでも? 

 

ロイヤルの名は伊達じゃ無い。

それはエゴだよ、猫しり。

サクサク担当は他にもあるんだ。

 

気がつけば、私は拍手をしていた。

 

—な、違うやろ。

 

コクリ。

 

パフェの道は深く、

 

甘い。

 

追記。

友人に指摘されたのだが、

この木の実。

ピーカンナッツと言うらしい。

香ばしく、非常に上品なお味でした。