今年の一月末より始めさせて頂いたブログも、ありがたいことに年の瀬を迎えられた。
私自身、良くここまで続けてこられたと自分を褒めてあげたい気分だ。
人生は、
「ネタ」
だ。
今までそれを私のメインテーマにして、遮二無二生きてきたつもりだ。
そして、五十歳が見えて来た現在、それは結構な数になった。
最初は、それらを独り占めしておこうかと考えていた。
私には、人より秀でている部分や、胸を張って言える経歴など無い。
故に、「ネタ」と言っても、世界を相手に戦ってきた訳でもなく、誰かの命を救ったような物ではない。そんな日常の小さな出来事を声高に語っている自分の姿が惨めに映るのでは無いか。
臆病な私はそう考えていた。
その上口下手で、上手く皆様に出来事や気持ちを伝える事ができないとも思っていた。無論、文章であっても。
—下手でも良い。
—つまらなくても良い。
—自分が楽しければ良い。
あの時、甥っ子にそう教えられてから「完璧主義」だった私を脱ぎ捨て、ブログの世界に飛び込んだ。
様々な方からのスターやコメントに支えられながら文章を紡いで行く中で、私の
「使命」
がある様な、そんな気がして来た。
それは、
私
「なり」
の、幸せを表現する事。
いじめられ、適応障害になっても、人生は、
「面白い」
のだ。
それを証明してやりたい。
得体の知れない衝動が、私を突き動かしている。
酔え。歌え。踊れ。
貯めて来た物を吐き出すのは、
今だ。