表と裏の高速回転

色々な気持ちを忘れない様に

今週のお題「本棚の中身」

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レコード屋さんと本屋さんは苦手だ。

 

 目的なく、ふらっと入って目に止まったものを購入する

 

ジャケ買い

 

私にとって、憧れだった。

 

今も憧れのまま、放置されている。

 

 なぜなら、私は無限にあるかの様に見える商品の海に溺れてしまうからだ。

 

 何を選べばいいのか、全く分からない。

 

 私に、こんな本や、あんな曲が好きだと言う、

       「軸」

 

 が存在しないからだろう。

 

 それを痛いほど思い知らされ、憔悴し、帰宅する。

 

 結局、売れていると言う単純なキーワードで本やアーティストのCDを買うだけになっていた。

 

 そんなベタな私だが、今まで触れた作品の中で影響を受けた作品を集めて本棚を作ってみた。

 

 実家はもう何年も前に無くなっていて、その際に本の類は売ったり捨てたりしてしまっていた。

 

 なので、写真にある本は中古品ばかりだが、最近買い揃えた物だ。

 

 前段に陣取っている、

 

寄生獣

 

私のバイブルといっても過言では無い。

 

その一節。

最強の敵と戦う時のミギーの言葉。

 

「たとえばお互いの戦力を「強さ」や「大きさ」だけで比較するのではなく「形」や「色」や「におい」でも比べてみる」

 

 私はこのセリフに支えられて、今まで生きてこれた。

 

 勉強も、スポーツも人並み以下の私。

 

 それだけが、人を評価する基準では無い。

 自分が気づいていない良い部分がきっとあって、誰かがそれを見つけてくれるかも知れない。

 

 その一縷の希望を頼りに頑張ってきたつもりだ。

 

 今現在、私は、何も成し遂げていないし、何処にも辿り着いていない。

 

 ただ、振り返って見ると、歪な私の轍が延びている。

 

 選べない自分に胸を張れ。

 

 これが私なのだ。

 

 

 

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